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今のように 冷蔵冷凍技術が進んでいない時代の、伝統的に伝わってきた

お菓子は、フレッシュな果物を使ったカラフルなお菓子とか、ゼラチンセットの

ムース系の物はありません。

保存の意味もあってスパイスを使ったり、濃厚なものが多いようです。

50年以上お菓子とかかわってきましたのでいろいろなものを作ってきましたが

ウィーン菓子のキルシュたっぷりの”ツーガーキルシュトルテ”は

イギリスから帰ってすぐの頃は重過ぎるようで、あまり好まれませんでした。

リッチなお菓子は、濃厚にしっかり作って、少しずついただけば・・!と

言ってきましたし、今も、その気持ちは変わりません。

 

今年の初夢に、抹茶のお菓子つくりで、困っている夢を見ました。

ずーっと、考え中なのですが、他のお菓子にキルシュをたっぷり打っているとき

抹茶を使って、少しアレンジしながら、柚子と、合わせ作ってみようかしらと

思い試作を始めました。 まだまだ試食、試作、と、デコレーション・・・等々

進めていきます。

ツーがーキルシュトルテは オードリーヘップバーンに好まれたとか。