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今のように 冷蔵冷凍技術が進んでいない時代の、伝統的に伝わってきた

お菓子は、フレッシュな果物を使ったカラフルなお菓子とか、ゼラチンセットの

ムース系の物はありません。

保存の意味もあってスパイスを使ったり、濃厚なものが多いようです。

50年以上お菓子とかかわってきましたのでいろいろなものを作ってきましたが

ウィーン菓子のキルシュたっぷりの”ツーガーキルシュトルテ”は

イギリスから帰ってすぐの頃は重過ぎるようで、あまり好まれませんでした。

リッチなお菓子は、濃厚にしっかり作って、少しずついただけば・・!と

言ってきましたし、今も、その気持ちは変わりません。

 

今年の初夢に、抹茶のお菓子つくりで、困っている夢を見ました。

ずーっと、考え中なのですが、他のお菓子にキルシュをたっぷり打っているとき

抹茶を使って、少しアレンジしながら、柚子と、合わせ作ってみようかしらと

思い試作を始めました。 まだまだ試食、試作、と、デコレーション・・・等々

進めていきます。

ツーがーキルシュトルテは オードリーヘップバーンに好まれたとか。

 

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私の桜ロール、最新版です。

手土産に差し上げるというより、着いたらすぐカットする場合は、桜の花びらも

等分に並べ、ピスタチオと桜の花びらのフリーズドライの細かいものを

少し散らしてみました。

昨日のワインの会に、 今日は明日の桜のマカロンを作ります。

週末から花冷えが続き、桜は少し長く楽しめそうですね。

 

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今日は桜ずくしです。

ロールケーキはしっかりとしたキメの細かい気泡のなるまで

丁大きくむらなく、・・・・・

後は、火加減と巻き方・・

定番の配合ですが、桜パウダーや塩漬けの桜を使ったり、軽く色付けをしたり

3人ともきれいに仕上げ、私もほっとしました。

お花見 楽しんで下さいね。

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昨日は代休をとって、ご一緒に桜のマカロンを作った、N.Y.さん。

会社に、持って行くとおっしゃっていました。

 

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今日は暖かで陽射しも春らしく、蕾も膨らんできました。

お友達と、出来立てのマカロンを楽しまれたことでしょう。

私は今日は、レモンのマカロンを作ってみました。

生地に皮を加えフィリングは卵黄のバタークリームとレモンカードを

合わせたクリームです。

桜のマカロンを作り始めてから、15年くらいになります。

最初は軽く塩抜きした桜の花を、水気を拭いてのせて焼いていましたが、

水分を吸収して落ちるのも、出てきて、一晩乾かしたりして

のせてみたり・・・最近は後のせにしています。

出来立てのら卵黄のバタークリームに、ラズベリージャムを

少し混ぜて、ピンクの色目と酸味を少し出します。

焼き加減は、温度設定低め。

出来立ては本当に、おいしい!  です!